令和10年度試験から変わる佐賀県高校入試制度について
今年の中学3年生(2027年度入試生)を最後に、
2028年度から佐賀県の高校入試制度が
大きく変わります。
その変化のポイントについて
まとめていますのでご覧ください。
|試験時期の変化
簡単に言えば、2月試験(前期試験)に
従来行われていた特別選抜入試と
一般選抜入試が一本化されます。
全ての公立高校受験生は一旦
2月に前期試験を受ける形になり、
そこで定員の80〜100%の枠が
決定することになります。
事実上、この試験が本試験の扱いになり、
その後行われる後期入試は2次募集に
近い扱いになります。
|受験方式の変化
①5教科方式(5教科+面接)
②学びのデザイン方式(3教科+自己表現)
③実技方式(3教科+実技検査)
※5教科は国数英理社、3教科は国数英
ここで分かりづらいのが②の
学びのデザイン方式だと思います。
「自己表現」というのは、作文・口頭試問・
プレゼンテーション・集団討論などのテーマから
この方式を採用する高校から指定されます。
正式に、どの学校がどの方式を
採用するかはまだ公表されていません。
が、佐賀西高など上位の学校は
基本的に①の方式が採用されるのかな?と
予測しています。
|(重要)調査書の扱いの変化
おそらく、最も重要であると私が考えているのが、
調査書の出欠・行動記録の欄が廃止される点です。
これは簡単に申しますと、
「生活態度」による加点がなくなる
ということを表しています。
つまり、”ひととなり”を評価する軸が
試験に一本化されることを意味します。
この調査書が結構入試に
影響を与えていたため、試験の点数で
上回っていても不合格を喰らうことが
時々見られていましたが、
生活態度が監視されるような
不健全な仕組みが公立から廃止される点は
個人的には好意的に見ています。
分かりやすく、学力試験の点数と、
本番に向けて磨いた自己アピールにより
合格を決するというシステムに近づきました。
ただし、評定平均という仕組みは残るので、
中1から勉強はしっかり
頑張っておくことをお勧めします。
まだ評定平均の全体に占める比重が
分からないため、もしかしたら
出欠・行動記録が廃止される代わりに
評定平均の比重が上がってくることも
考えられるからです。
|高校入試新制度に向けて
以上が、現在佐賀県教育委員会から
発表されている新制度についての情報です。
結構入試制度の変化について
「方式」の方に目を奪われやすいですが、
個人的には、調査書の出欠・行動記録欄の
廃止が一番大きな影響を与えそうかな、と
見ています。
それによる加点での逆転というのが
なくなり、より本番でのパフォーマンスが
重視されるようになったということなのです。
現在の中学2年生以下のご家庭は、
こういったことを踏まえながら
準備をしておくことが大切です。
こちらも是非ご覧ください。



